4月15日 下北沢屋根裏
G-FREQ LIVE#06 [2000.4.16-AM5.08]
この文章は、ライヴから帰ってきて、メイクを落とし、一眠りして目覚めた直後に書いている。
ちなみに髪の毛はまだ逆立ったままだ(笑)自分でライヴレポートというのは書いた事が無いのだが、
今回はメンバーから見た、バックステージ的なレポをお楽しみ下さい。
今回のライヴは、お昼。それも正午にオープンするというライヴだった。いろいろ問題が発生し、かなりヒヤヒヤさせられる、スリリングなライヴであった事は、メンバー以外知らない。というのも、G-FREQ・・というか、僕個人。非常に悪運が強いのか、「本番に強い」と格好良く言うのか、トラブル続きであっても、昔から本番だけは、ノントラブルでやってこれたという事。そう。今回は様々なトラブルに見舞われながらも、やはり本番だけは何も心配無く気持ちよく、自分たちの中で最高のライヴをやる事が出来たと思う。それでは、本番までのトラブルなどを書いていく事にしよう。
まず、今回はG-FREQライヴ初の「電車移動」であった事。それに、なんとこれまたライヴ当日としては初の「雨」。これにはメンバー一同参りました。
●出発・・そしてAYATA氏の・・・
機材をキャリーカートにセットし、それでも積みきれない荷物が多く、さらにカートでの移動は階段等が非常にキツイ事を考えると、今回の機材量で電車移動というのは、かなり過酷な事だったのである。結局、メンバー全員が朝、yk自宅に集合して全員で分担して持っていってくれるという事になっていたのだが、ここで最初の問題が発生した。それは、Ikuyaくんが遅れそうになり、彼の自宅からyk宅までの間に二度もタクシーを使い、非常に痛い出費をしてしまったという事。しかし何とか時間に間に合い集合。ところが、もっととんでもない問題が発生!!「さぁ、もう出発時間なんだけど・・・・」という時間になってAYATA氏からの連絡「今起きた・・・」「え・・?」さすが大物である(笑)
とにかく、このままでは間に合わないので、出発する事にする。機材を全て厚めの半透明ゴミ袋(東京都指定)(笑)に厳重に包み、それをカートにセット。残りの荷物は最も荷物の少ないVocal元起くんと、某Rさんにお願いする。そして出発・・・。しかし、最初から分かっていた事だが、このルート非常に階段が多いのである。まず最も最寄りの駅から、「上り」ホームまで、いきなり陸橋なのである。そして乗り換え駅に着いたとたんまた陸橋で改札。その改札から小田急の改札に入るとまたすぐに階段。さらに電車も土曜日という事でかなり混んでいて、大量の機材を持って乗るには非常に気が引けてしまう。と、そんな事を言っている場合じゃないので、とにかくキツイ車内に入る。そして下北沢。なんとか無事屋根裏に到着し、出順の確認。トリで、4番目。逆リハ(出演順の逆からリハーサルを行う事。こうすると1番目のバンドはそのままのセッティングで、待機できるのである)なので、G-FREQのリハーサルが1番目という事になった。
●リハーサル・・大問題発生!
「では、リハーサルを始めますので、G-FREQさんセッティングお願いします〜」と、スタッフの方から声がかかったのだが、誰か足りない・・。そうAYATA氏がまだ到着していないのである。急いで電話を入れたところ、「今、国分寺・・」大物である。そう今まさに下北沢でリハーサルが始まろうとしている時に、国分寺にいるのである。すごい。という事で、何とか時間を引き延ばしてもらうために、2バンド目の方に先にリハをしてもらう事になった。
「あ、MD MTR使ってるなぁ。SONYのだな・・」とその時は特別何も考えずにぼ〜っと見ていた。実は今回電車移動という事もあってG-FREQも、初めてMD
MTRを導入してのライヴだったのだ。普通のMD MTRである。バンド少年などでも気軽に買えるあのMD
MTRですが、当然音が悪くなっては何の意味も無いので、これまでの膨大なシステムの音圧と何ら変わらない音で再生するためにいろいろ工夫しました。当然実際にはこの機械そのものの音は、いつものシステムより数段「音質」という意味では劣ります。が、絶対それを感じさせない音づくりにしました。「工夫次第でどんな機材でも出来る!」というやつですね。
さて、そこで問題が起こったのである。それも今日のライヴが出来なくなる程の大問題。なんとそのMD
MTRの電源ケーブルが見つからないのである。僕は久々に真っ青になった。これは「忘れた」では済まされない事態なのである。完全に「冷静」を失っていたのだが、その中でも冷静な判断をしようといろいろ考えた。そう!AYATA氏が遅れたために、最初にリハをやってもらった2番目に出演するバンドがMD
MTRを使用していたのだ!と、思った次の瞬間、貸してもらえないか?と交渉。なんとかリハで彼らのMTRを借り、リハーサル終了。しかし、ディスクに互換性はあったものの、若干問題があり、やはり自分のシステムでないと本番は無理と判断。リハーサル終了後すぐに電源ケーブルを探しに走った。この電源ケーブル。ラジカセなどで使われているタイプで、電気屋で入手出来そうだ。と、電気屋に駆け込み、目分量だけで、ケーブルを購入。すぐに楽屋に戻り接続してみると、ピッタリ。570円でいとも簡単に問題は解決。しかし、結局自分のシステムでは、一度もリハーサルをやっていないのである。実はお借りしたSONYの物とはかなりコネクタ等が違い、セッティングが全く違うのである。その為、楽屋でずっとセッティングのシミュレーションをやっていたのだ。何せさっき行ったリハーサルは僕にとっては、リハでも何でも無く、ぶっつけ本番の全く異なるセッティングが必要だからだ。
●本番!・・・内容は省略・・(笑)
そして、本番。やはりココは「Yasushi.K」の意地にかけても冷静に、間違いの無いセッティングを!と、冷静にセッティングを進め、スタンバイ。無事本番がスタート。本番に関するコメントは他の方のライヴレポにお任せするとしよう。
●結果・・・
実は、終わったので、タネあかしをしますが、このライヴは「ライヴオーディション」でもあったのです。だから真っ昼間だったのですが・・。
やはり、「打ち込み主体」でやっています。というと、ダメな(笑)ライヴハウスは、その言葉だけで、音源も聴かずに「いや〜うちは対バン居ないです」なんていう、先入観だけで、失礼な事を偉そうに言うライヴハウスが多すぎるのが現状。そんな中、名門「下北沢屋根裏!」って事で、かなりそういう事も心配しつつ、ライヴを行ったわけですが、結果ブッキングプロデューサの方にも非常に気に入っていただけたようです。ちゃんとロックなど生系の出演が有名で、しかもあそこまで名の通ったライヴハウスで、こういうジャンルの音楽があんなに高い評価を得るとは思いませんでした。プロデューサの「水準を遙かに超えてる」「単なる打ち込みで終わってない」という言葉。非常に嬉しかった。
●打ち上げ・・・
さて、打ち上げは「焼き肉」である。杏仁豆腐を2杯食べました(笑)そして、帰りがまた大変。今度はAYATA氏と2人で帰ったのだが、髪の逆立った僕と、派手なメイクのAYATA氏。2人で小田急線ってどうだろう(笑)かなり異様な目で見られながらも、重い機材を持って無事家まで帰ってきました。AYATAくんありがとう〜。
結局、かなり筋肉痛気味なのですが、それ以上にライヴが気持ちよかったというのもあり、非常に爽快感でいっぱいです。
雨の中、来て下さったみなさま本当にどうもありがとうございました。
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